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2014.02.21
認定低炭素住宅って? 省エネ住宅レポート①
今回から数回に分けて省エネな住宅について書いていこうと思います。
初回の今日は、認定低炭素住宅を勧める背景についてお話します。
そもそも低炭素住宅ってなんだ?ということから始まると思いますが、
わかりやすく言えば、省エネな家です。
炭素(二酸化炭素:CO2)の排出が少なくなるように考えて計算して、
行政に認められた住宅です。
現在日本ではエネルギーを作るのにそのほとんどを、石油や石炭などの
火力発電に頼っています。CO2がたくさん排出されます。
水力発電や風力といった自然エネルギーは場所を選びますし、
太陽光や地熱といったものも、まだまだ割合としては多くありません。
エネルギー自給率が低い日本にとって大きく期待されていた原子力発電も、
危険なものとして排除されました。
原子力の分を補うために、各地で火力発電所がフル稼働で動いているような
状況です。それに伴い日本のCO2の排出量は増加しています。
以前民主党の首相が公約していた2020年までにCO2を25%削減する
という案は、いったいどこへやらです。修正されたようですが、
世界に向かって発信していただけに、日本の信頼にも関わってきますよね。
日本国民が一丸となって、省エネに取り組まなければならない時代が
やってきたというわけです。
エネルギーの消費量の割合として産業45%、運輸25%に続いて、
家庭が16%というデータが出ています。
(「EDMC2011」2009年度より引用)
産業も運輸も施設や設備の効率化が図られ、だいぶ省エネ化が進んで
きました。次は家庭が頑張る番です。
今の住まいは1日にどれくらいのエネルギーを使っているか、
考えたことはありますか?
暮らしの中には、今の時期なら暖房、夏期であれば冷房、
お風呂に入るための給湯、照明や家電、ごはんを作るための
ガスやIHなどなど…
私たちは毎日たくさんのエネルギーを使って生活しているのです。
長くなりましたが、エネルギー消費が今までの住宅に比べて、
少なく済む家が認定低炭素住宅なのです。
環境にやさしい家でもありますが、
「使うエネルギーが少ない=光熱費が少ない=家計にやさしい」
これが一番のメリットではないでしょうか。
当社の商品住宅「casa cube」は、
低炭素住宅に適合する仕様※となっています。(※外皮性能)
casa cube2 では、適合証も取得しました。
矢島の家でも、取得することは可能です。
ぜひ矢島建設興業で環境に家計にやさしい家、
低炭素住宅を建てませんか?
次回の省エネ住宅レポートは「低炭素住宅の性能」です。
お楽しみに 以上、大野がお伝えしました