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2015.01.06
矢島建設の防災対策
こんにちは、大野です(^o^)
さて、今日は弊社が行っている防災対策をご紹介します。
この地域でも東海、東南海地震がやってくるとニュースでもたびたび取り上げ
られており、過去には岐阜を震源とした濃尾地震も起きています。
科学の発達した今でも、地震はいつ起きるか分からないもので、
日ごろの備えが重要となってきます。
そこで弊社では、地域貢献の一環として、
災害時にも地域の皆様のお役に立てるようにと、
様々な防災に対する備えを準備、計画しています。
その一つ、井戸の手漕ぎポンプの設置についてご紹介したいと思います。
水は生活になくてはならないものです。
しかし、地震によって水道が断水してしまった場合、
水道は電気に比べ復旧に時間がかかります。
過去の震災では1週間以内に復旧するところもあれば、
長い所では1か月以上断水してしまう所もあったりと、
どうしても地域によってばらつきが出てきてしまいます。
水の確保をと考えたとき、現在の社屋向かいに倉庫として使用している
旧社屋では、トイレや散水に井戸水を使用していますので、
上水が断水してしまった場合でも、井戸であれば給水が可能だと考えました。
しかし現在の設備のままでは災害時使用できません。
電気を使ったポンプで水をくみ上げているからです。
停電してしまえばポンプは動きませんので、
せっかく井戸があっても水を手に入れることができないのです。
そこで、停電時でも水を使うことができるように手漕ぎのポンプを設置しました。
取付工事の様子の写真です。
手漕ぎの井戸がつきました\(^o^)/
となりのトト○に出てくるような昔の手漕ぎポンプより小型ですが、
ちゃんと水が出てきます。漕ぐのにあまり力もいりません。
この場所は駐車場なので、普段本体は取り外してしまっておける構造です。
これで水の確保はできました。
それに加えて災害時には、地震に強いモデルハウス「casa cube」の開放も
視野に入れています。モデルハウスには太陽光発電のパネルを乗せています。
屋外コンセントもあるので電源の確保もできます。
その他にも災害用の備蓄、仮設トイレの計画もしております。
いざというときにも地域の皆様のお役に立てるように、今後も様々な準備をしていく予定です。
以上、大野でした(^.^)/~~~