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こんにちは！

本日のブログは、住宅ローンの返済に関して
少しお話したいと思います。

家づくりでは収入に対する返済の割合は
大体20～25%ぐらいが良いと言われています。
しかし、この収入部分は
税金や保険が引かれる前の金額に対してなのか、
それとも、それらが引かれた後の金額に対してなのかによって
ずいぶんと違ってきます。

皆様も予想されていると思いますが
もちろん、税金や保険が引かれた後の金額です。
つまり手取りの金額で考えていかなければなりません。

こうして読んでみると、当たり前だと思うことも
実際は見落としてしまう方が結構多いのも事実です。

例えば、ご主人の給料が30万円で
奥様の給料が15万円という世帯で考えてみると
世帯収入は45万円になります。
そこから税金や保険で引かれるのが、約20%ぐらいなので
ご主人が24万円、奥様が12万円の手取りとなり
手取りの世帯収入は36万円となります。

仮に返済の割合を20%として計算してみると
45万円の場合、毎月9万円、
36万円の場合、毎月7.2万円の返済額になります。
この1.8万円の差というのは、実際は結構大きいものではないでしょうか。
ですから、こちらの世帯では7万円～7.5万円ぐらいを
目安に返済を考えていかなければなりません。

毎月の返済が9万円の場合、3000万を超えるローンを借りることができますが
7.2万円の場合は2,500万円ぐらいになります。
そうすると、家づくりにかける金額も変わってきますね。　

ですが、これが現実的な家づくりではないでしょうか。

もしこの世帯が9万円の返済をベースに考えているとしたらどうでしょうか。
もし将来、奥様が子供を理由に仕事ができない状況になってしまったら…
そうなれば、この世帯にローンが重くのしかかってくることになります。

家づくりはとても夢のあるもので
人生で一番大きな買い物と言っても過言ではないかと思います。
しかし、建てるだけではなく
建てたあとのこともしっかりと計画をしていかなければなりません。
せっかく理想の家ができても、そのあとの生活が苦しくなってしまいます。
果たしてそれは、本当にいい家づくりと言えるのでしょうか。

住宅ローン選びはもちろん、毎月の返済額や建てた後の生活のことも
しっかりと考えた上で、余裕があるぐらいの返済計画で考えていきましょう。

今後、家づくりをお考えの方は
お気軽にご相談ください。

以上、片平でした。