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今と3年後 金利が上がった時の差は...

2018.02.09

今と3年後 金利が上がった時の差は...

こんにちは。

家づくりをお考えのほとんどの方は住宅ローンを組まれるかと思います。
皆様もよくご存じのとおり、ここ数年金利は非常に低い状態が続いています。

こちらが、ここ数年の金利推移表です。


(参照:アルヒ株式会社 住宅ローンHP)

10年間で全体的に右肩下がりで低くなっていましたが
ここ最近は、少しずつ上がってきております。

どのくらい上がったかというと
2017年1月の金利は”1.12%”  2018年2月現在は”1.40%” です。

「あがったと言っても、1年でたった0.3%ぐらいでしょ!」

と思われた方も多いのではないでしょうか。
ですが、このたった0.3%上がっただけでも、返済金額は大きく変わります。

家を建てようと思っているけど、”今” じゃなくて ”いつか”と
お考えの方も多いのではないでしょうか。
その”いつか”が仮に3年後だった場合
その時の金利がこのままのペースで上がっていった時の
金額の差はどうなるかご存じですか?

今の金利での返済額と
仮に3年後に0.5%金利が上がった場合を比較してみましょう。

まず家づくりの条件として、分かりやすい数字で設定させていただきます。

・融資額3,000万円 → 住宅価格2,000万円+土地購入費用1,000万円
・自己資金 0
・35年固定プラン(ボーナス返済なし)
・お客様との出会いからお引渡まで、6ヶ月間。
・現在お住まいの賃貸住宅の家賃 5万円

この条件で比較してみましょう。

『今』の場合  ~2018年2月 金利1.40%~

月々返済額 90,390円  年間返済額 1,084,680円
総返済額 37,963,800円
6ヶ月間の賃貸住宅での家賃支払額 300,000円
総額:38,263,800円

『3年後』の場合  ~仮に金利が0.5%上がったとして(金利1.90%)~

月々返済額 97,845円  年間返済額 1,174,140円
総返済額 41,094,900円
36ヶ月間の賃貸住宅での家賃支払額 1,800,000円
総額:42,894,900円

今と3年後の総額の差は... 4,631,100円

上記の内容を表にまとめてみました。

たった0.5%金利が上がるだけで、返済額は3,000,000円以上も違います。
それにプラス、家賃支払いが1,500,000円かかってきますので
トータルでは約4,600,000円程の差があります。

ただし、必ずしも3年後に0.5%金利が上がるとは限りません。
もっと上がるかもしれませんし、下がるかもしれません。
ただ、これから金利は上がっていくと言われています。

金利が上がると返済額も増えることについて
皆様もよくご存じかとは思いますが
こんなにも金額の差があることは知っていましたか?

また、見落としがちな部分が
賃貸物件にお住みの場合の家賃支払いです。

当たり前ですが、住んだ期間の分だけ家賃は払わなければいけません。
5万円の家賃も、3年住めば180万円の支払い額になります。

この金額を家づくりにかけることができれば
予算に問題なく家づくりができるかもしれません。

また、今後は消費税が10%に増税されますので
消費税も上がってきます。

いつか建てる予定のある方は
今から家づくりを検討されてみてはいかがでしょうか。

※今回ご紹介した内容は目安としてお考えください。

以上、片平でした。

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