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土地取得のコストカットをするために Part 2

2018.03.01

土地取得のコストカットをするために Part 2

こんにちは。

前回のブログから
土地から買って家づくりをされる方へ、知っておいていただきたいことを
“Part1″ ”Part2″に分けてお伝えしています。
今回は、Part2をご紹介したいと思います。

ちなみに、前回のPart1は
「必要な広さの土地を買うようにしよう!」をお伝えしました。

まだ読まれていない方は、ぜひチェックしてみてください。

(2/24記事 土地取得のコストカットをするために Part1)
https://www.yajimac.co.jp/blog-news/p2102/

土地取得のコストカットは
家づくりの予算をしっかりと把握し
自分たちにとって必要な土地の広さを選ぶようにしなければいけません。
では、どんな土地をどうやって選べばいいのかを
Prat2でお伝えしていきたいと思います。

「自分だけで土地探しをしない!」

自分だけで土地選びをしてしまうと
ついつい広めの土地を買ってしまいます。
そして広さを間違えた土地選びになってしまいます。
また、日当たりや形が良い土地を選ぶ方がほとんどです。

“南側に道路があり日当たりも良く、正方形の土地”

このような条件を理想の土地と思ってしまいがちです。
そして、この条件の土地を皆さん買いたいと思っているので
当然、人気の土地ということで金額も高かったりします。

ですが、コストを押し上げてまで購入したそういった土地に
必ずしも住み心地の良い家が建てられるわけではありません。

例えば、先ほどの条件のような土地についてです。
南側に道路があれば、必然的に日当たりは確保できますが
工夫なく間取りを作成してしまうと
外の道路から丸見えの家になってしまいますし
間取りも丸分かりの家になってしまいます。
つまり、プライバシーと防犯性に欠ける家になってしまうというわけです。

「いやいや、カーテンつけるし丸見えにはならないでしょ。」

こう思われている方もいるのでないでしょうか?
ですがこの土地を購入した理由(条件)をよく思い出してください。
南側に道路があり日当たりがいからではないでしょうか。
それなのに外から丸見えになるのは嫌でカーテンを閉めていたら・・・
こうなると、明るさと風通しまで防いでしまうことになります。
でもプライバシーと防犯性を考え
結局カーテンを閉めっぱなしにせざるえない状況になります。

実際、私もこのような家を見ることは多々あります。
南側に道路のある空き地に売地看板が建っていて
すぐに看板がなくなり、住宅の新築工事が始まりました。
よく車で通る道でしたので気になって見ていました。
すると、南側道路に向けて大きな窓がつけられていました。
大丈夫なのかなと思いながら見ていましたが
案の定、カーテンがと閉まりっぱなしの家になっていました。

ですから、南側道路の土地で本当に住みやすい家をつくろうと思うと
プライバシーと防犯性の確保のためにも、丸見えにならないようにしながら
南の太陽をしっかりと採りこむ工夫をする必要があります。

一方で、南側道路以外の土地の場合
もちろん南側道路より圧倒的に安く土地を購入することができるわけですが
その土地が持つ最大のリスクが日当たりの悪さです。
間取りが悪いと、日が当たらず、暗くてジメジメした家になってしまいます。

しかしながら、こんな土地でも
南の太陽を室内に採りこむことが出来るように間取りを考えれば
南側道路の土地と同じぐらい、あるいはそれ以上に
明るくて開放的な家をつくることが出来ます。
もちろん、プライバシーと防犯性も高くしながらです。

日当たりが良さそうな土地が
必ずしも明るくて開放的な家になるわけではなく
また、日当たりが悪そうな土地が
必ずしも暗くて閉鎖的な家になるわけではありません。

いずれも、間取りさえ工夫すれば明るくて開放的な家になり
プライバシーや防犯性にも優れた家にすることが出来ます。

無駄に土地に予算を使いすぎないためにも
土地の良し悪しに住み心地は左右されないということを
覚えてていただければと思います。
そして、自分だけで土地選びをするのではなく
間取りを考えていただく住宅会社、もしくは設計士の方と
相談しながら土地選びをしていただければと思います。

家づくりをお考えで土地の購入を予定されている方は、ぜひ参考にしてください。
もちろん、弊社でも土地選びのお手伝いをさせていただきますので
お気軽にご相談ください。

以上、片平でした。

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