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コントロール出来ることと出来ないこと

2021.03.08

コントロール出来ることと出来ないこと

こんにちは。

今日はコントロール出来ることとコントロール出来ないことについてお話をしたいと思います。

最近とても感じていることなのですが、「課題の分離」という考え方です。

 

他人の課題に踏み込まない。これが「課題の分離」です。

私たちは日常生活の中で「自分の課題」と「他人の課題」を混ぜて考えてしまいます。

多くのトラブルは課題の分離が出来ていないことによって起こります。

 

例えば、宿題をせずにゲームばかりをしている子どもを親が叱ります。

皆様が次に想像するのは「今やろうと思っていた」と怒鳴り返す子どもの姿かと思います。

これは「親の課題」と「子どもの課題」が分離できていないことが原因という見方もできます。

 

親としては躾などの思いで子どもに「宿題をしなさい」と言いますが、それは親自身が「悲しい子どもの将来を見たくない」「他人の子どもがやっているから負けられない」という自分における立場を考えているという心理があったりします。

子どもを心配するのは「親の課題」です。

しかし「親の課題」を解決するために子どもに強制することは違うのではないかということです。

ここでいう「子どもの課題」とは「宿題をする」でしょうか。

しかし、「子どもの課題」に親がいきなり乗り込めば反発するのは当然かと思います。

 

では、「放任すればよいのか」ということでもありません。

宿題しないことによる結果を体験させたり、考えさせたりすることが重要になります。

人間は楽をしたい生き物なので、もしかしたら子どもはずっとゲームをしているかもしれません。

しかし宿題をしていなければ、負の見返りが来ます(成績等もそうです)。

やらなかったことで起こる責任を本人に体験してもらうということが人生の学びになるということです。

しかし、子どもはまだ経験等も浅いですから、親がしっかりとした情報を与えることが重要です。これが「親の課題」ですね。

ただもちろん危険なことは結果を体験させる必要はなく、それをすればどうなるのかをしっかりと考えてもらうことが大切です。

とても難しい事だと思います。

賛否はあるかもしれませんが、ですが、まずは変わるのは自分ですね。

 

これは職場の人間関係でも必ずあることだと思います。

皆様も一度「自分の課題」と「他人の課題」を分けて考えれば、とても楽になるし、前向きに人生を生きていけるかもしれませんね。

少し意識してみてはいかがでしょうか。

最後までお読みいただきありがとうございます(^^)

 

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