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2021.03.30
土地選びのコツ~人気の土地が実は良い土地ではない!?~
こんにちは。
春の陽気が続き、桜も満開となっていますね。
3月もあと2日。3月はご卒業・ご卒園の時期ですね。
卒業生・卒園式の皆様、ご家族様おめでとうございます。
今年は卒業式や卒園式での、ご家族の出席はお1人だけという学校や幼稚園・保育園
は多かったのではないかと思います。
せっかくの晴れ舞台、もう少し良い方法で対応出来たらと思いましたが、次のステップに向けて卒業生・卒園生の皆様、前向きに楽しい新生活を迎えましょう。
今日は土地選びについてお話します。
皆様が土地選びをする際の基準となる条件は何ですか?
『南側道路で、正方形の形』という条件で土地選びをしているかと思います。あと校区もありますね。
土地選びをしているほとんどの人がそう思っているので南側道路の正方形の土地は人気で、他の土地に比べて値段が高いのです。
しかし人気と言われる土地を、コストを押し上げてまで購入したからと言って必ずしも住み心地の良い家が建てられるわけではありません。
南向きであれば必然的に日当たりは確保できますし、一般的に人気の土地でもあり、不動産会社からも勧められるケースが多いと思います。
ですが、理想の部屋数や広さ、室内の家事動線だけを考えて、工夫なく間取りを作成してしまうと、外の道路から丸見えの家になってしまいます。
例えば、広くて開放的で日当たりが良いリビングが欲しいとなれば、南向きに大きな窓を設ける間取りが多いのではないでしょうか。
しかし、南側に道路があれば外から丸見えになってしまい、プライバシーと防犯性に欠ける家になってしまいます。「カーテンあるし大丈夫」と思われがちですが、カーテンを閉めておくと当初の理想としていた広くて開放的で日当たりが良いリビングとはかけ離れた空間となってしまいます。
結局、プライバシーと防犯性を考えカーテンを閉めっぱなしにせざるえない状況になります。
一方で南側道路以外の土地の場合はどうでしょうか。
もちろん南側道路の土地より圧倒的に安く購入することができるわけですが、その土地が持つ最大のデメリットが日当たりの悪さです。
間取りが悪いと、日が当たらず暗くてジメジメした家になってしまいます。
しかしながら、このような土地でも太陽の光を室内に採りこむことができるように間取りを考えれば、南側道路の土地と同じくらい、あるいはそれ以上に明るくて開放的な家をつくることができます。
もちろん、プライバシーと防犯性高くしながらです。
日当たりが良さそうな土地が、必ずしも明るくて開放的な家になるわけではなくまた、日当たりが悪そうな土地が必ずしも暗くて閉鎖的な家になるわけではありません。
南向きであろうが、北向きであろうが、どんな土地でも間取りさえ工夫すれば明るくて開放的な家になり、プライバシーや防犯性にも優れた家にすることができます。
南向きの土地は値段が高いですよね。
家づくりのコストを少しでも抑えいたいと思っている方のコストダウンの方法の
ほとんどが、住宅内部の仕様変更です。または住宅そのものを小さくすることです。
確かに、予算に応じて仕様や広さを見直すことも大切かもしれませんが、以前もお話した様に、できるだけ理想の家に近づけたいのあれば、土地選びの段階でコストダウンを考えることもとても大切なんですね。
土地のご相談以外にも、住宅ローンや資金計画のご相談など、お気軽にお問い合わせください。